お祓いのお話
お祓いとは？？
一般的には神社で行われている、
「穢れを取り除くもの」
という認識でいいかと思います。
厄除け、安全祈願も「お祓い」
のくくりでいいのでしょうか？
ちょっと調べてみましょう。
目次
お祓いと祈祷の違い
まずお祓いですが、↑にも書きましたが
穢れなどのよくないものを
心身から取り除くこと。
これがお祓いと呼ばれるものです。
さらに↓
※空間を浄化する効果があるとされることから、
人物ではなく、特定の場所に対して
お祓いを行う場合もあります。
身近なお祓いの一例が、
厄年に該当する人が行う「厄祓い」です。
厄年に関係なく、不幸な出来事が続いた場合や
運気が下がっていると感じた場合など、
人生の節目などにもお祓いを行います。
では、祈祷はどうでしょうか？
※祈祷とは、神様や仏様に対して
お願いごとをする行為です。
基本的にはお祓いの後に祈祷が行われます。
例えば、厄祓いを行う際は
まずお祓いをして本人の罪や穢れを取り除き、
清らかな状態になってから
神職が祝詞を読み上げて
神様にお願いごとをします。
祈祷には、お祓いのように
何かの不浄を除去する意味合いはありません。
※お祓いと祈祷は、行為の対象や目的が違います。
ふむふむ、そうなんですね。
では、効果はどうなんでしょうか？
お祓いの効果
※お祓いの効果は科学的に立証されていません。
「お祓いをしても意味がない」
と思っている人がほとんどかと思います。
実際にお祓いをしてもらったからといって、
目に見えてわかる効果が出る訳ではありません。
しかし、お祓いによってよくないものが
取り除かれると、気分がリセットされて
前向きになれる効果があります。
(※個人差があります)
これは気の持ちようってことで
いいんですかね？
お祓いをしたから安心できる、みたいな。
お祓いの種類
大まかにですが、
お祓いの種類をご紹介します。
◇厄払い
「厄」は「わざわい」を意味し、
厄がとりついていると、災難が
降りかかりやすくなるといわれています。
厄払いは、毎日を安全に過ごすために
心身から厄を取り除く行為です。
主に、厄年にあてはまる人に行います。
◇車祓い
車払いは、「交通安全」を目的に
購入した車と乗車する自分自身を浄化する
ために行われます。
車を運転する際は、
交通事故の危険性と常に隣り合わせであり、
どれだけ注意していても
いつ事故になるかわかりません。
車祓いでは、車と利用者から
よくないものを取り除くことで、
不慮の事故から身を守ります。
また、運転にあたって気を引き締めることも、
車祓いを行う目的のひとつです。
◇家祓い(やばらい)
購入した住宅に住む前に、
これから住む人が安心安全に
暮らせるようお祓いをするケースもあります。
特に、中古の住宅は以前に住んでいた人の
「よくないもの」が残っている
という考えから、お祓いを行う人が多い傾向です。
賃貸に住む場合でも、
お祓いを行うことはあります。
住み始める前に直感的に
何かよくないものを感じた際は、
お祓いしてもらうとよいでしょう。
これ、知りませんでした。
前に住んでいた賃貸でもやればよかったｗ
でも新築だから油断してやりませんでしたが(笑)
◇その他
赤ちゃんの成長を願う「お宮参り」
また「必勝祈願」「商売繁盛」「安産祈願」
なども、お祓いに含まれるとする
考え方もあります。
その他「八方除け」「鬼門除け」
「病門除け」「災難除け」
などなど、色々あります。
お祓いの際には、
「初穂料（はつほりょう）」を納めます。
初穂料には特に決まった金額がなく、
神社やお祓いの種類によっても
金額は変わります。
３０００円～１００００円が
初穂料の一般的な相場であるため、
金額に迷った場合は５０００円を
目安とするとよいでしょう。
※そもそも「初穂」とは、
その年に初めて収穫された米を指し、
もともとは神社への奉納物でした。
時代とともに神社へのお供えに
米ではなく金銭を用いるように
なったことから、
昔の名残として「初穂料」と付けられています。
まとめ
「初穂料」って、
そういう事だったんですね。
「家祓い」は知りませんでしたが
個人的に今年の６月に中山神社で
「車祓い」をしましたが、
お守りもいただき
かなり気が引き締まりました。
やはり気持ちが大事なんですね。
「お祓い」っていうと
霊を祓うぐらいしか考えつかなかった
(でもそれも立派なお祓いらしい)
自分が恥ずかしくなってきました(笑)
まだまだ勉強が足りませんな。
